「歩くときの股関節の痛み」

「長時間立っているときの足の付け根のだる重さ」

 

もしかしたらそれは変形性股関節症の初期症状かもしれません!

今回は変形性股関節症の初期症状、予防法についてお伝えさせていただきます。

 

目次

1,変形性股関節症とは?

2,【注目】変形性股関節症の5つの初期症状と対策

3,あなたの変形性股関節症の進行具合をチェックしてみよう!

4、【注意】変形性股関節症の方が注意するポイント

5、【簡単!!】初期の変形性股関節症にやってほしいエクササイズ

5、注意が必要!?関節リウマチによる股関節の痛み

1,変形性股関節症とは?

50歳以上の女性に多く、現在日本で変形性股関節症を抱えている人は800万人いると言われています。

股関節を保護する役割をしている「軟骨」とよばれるクッションの部分が擦り減ることで痛みや可動域制限が起こります。

足の爪が切りにくい、靴下が吐きづらい、正座が困難になるなどの症状を引き起こします。

 

変形性股関節症には「一次性変形性股関節症」と「二次性変形性股関節症」の2種類があります。

 

(一次性変形性股関節症)

加齢や体重増加、肉体労働やスポーツの負荷が原因で起こるもの。

 

(二次性変形性股関節症)

生まれつき股関節の受け皿が浅いことで起こる先天性の病気(先天性臼蓋形成不全)

、もしくは後天的な病気などが原因で起こるもの。

 

2,【注目】変形性股関節症の5つの初期症状と対策

もし日常生活において下記のような症状が出ている場合は変形性股関節症の初期症状かもしれません。

初期症状5選!テキストが入ります。

1,立ったまま靴下を履けない

2,階段の昇り降りが辛くなってきた

3,あぐらや正座が出来ない

4,足の付け根や股関節、お尻周りに違和感を感じる

5,歩幅が狭くなってきた

*特に歩きはじめなどの初動時痛がある場合は注意が必要です!

上記の中で2つ以上当てはまっている方は、変形性股関節症の初期段階かもしれません!

 

初期で対処すれば進行を遅せる事が可能かもしれませんが、放置していると、、

・階段の昇り降りや歩行などの日常動作に痛みが伴う。

・しゃがみ込みができないなどの関節の可動域が少なくなる。

・最終的に人工関節手術が必要となる。

これらの悪循環に、、

 

変形した関節や軟骨を元に戻すのは不可能です。

関節の変形が進行してからは痛みが強く、上手に動かすことが困難なため運動するのも億劫になり、なかなか行動できない要因の一つになります。

症状が進行してしまう前に普段から股関節に負担がかかる動きに気を付けたり、

ケアをしていくことで進行を遅らせ、痛みを軽減することができます。

 

3,あなたの変形性股関節症の進行具合をチェックしてみよう!

 

日常動作に気を付ける以外にも、股関節の安定性を上げる事で負担を減らしていくこともできます。

その中でもお尻の筋肉は股関節を安定させるのに一番大事な筋肉になってきます。

あなたのお尻の筋肉は大丈夫かチェックしていきましょう!

 

「股関節チェックその1」

1,まず片足立ちをしてみて下さい

2,片足立ちした時に、支えている脚側とは逆の方向にフラフラっと体が傾く場合、お尻の筋肉の中でも大事な中殿筋と言われる筋肉が弱っている証拠です。

 

「股関節チェックその2」

1,両足を大きく開いてしゃがむ

2,スネを床と垂直、太ももと床を平行にして長方形を作る。

3,上体を起こして両手を膝に置く

4,姿勢を崩さずにそのまま10秒キープする

このようにお相撲さんが四股を踏むような姿勢を取ってみましょう。

この際に太ももが床と平行に出来なかったり、片側に偏るなどして綺麗に長方形がかけない場合はお尻の筋肉不足となります。

 

4【注意】変形性股関節症の方が意識するポイント

股関節にとってNG(負担をかけてしまう)な生活習慣をお伝えします。

 

NGポイント!

・重いものを持たない

・長時間の立ち、座り姿勢を避ける

・体重を増やさない

・ヒールの高い靴を履かない(足首の可動域が悪くなり、歩行時の衝撃を吸収しにくくなる)

 

これらのことに気をつけてみましょう!

5,【簡単】初期の変形性股関節症にやってほしいエクササイズ!

股関節を安定させるのに必要なお尻を鍛えるエクササイズをお伝えします!

簡単!お尻エクササイズ!

1,まず仰向けになり、膝を立てます

2,太ももと背骨が一直線になるように気をつけながらお尻をうかせていきます。

これを10回3セットやっていきましょう

大殿筋、中殿筋などの筋肉を始め、お尻の筋肉全体をこのトレーニングで鍛えることが可能になっています。

6,注意が必要!?関節リウマチによる股関節の痛み

変形性股関節症以外にも股関節の痛みを発症してしまう病気があります。

それは関節リウマチといい、免疫の異常により自分の身体の関節を攻撃してしまう病気です。

手足の小さな間接に発症することが多いですが、股関節にも発症することがあり、腫れや熱感を伴い、進行すると関節が破壊され、変形が進んでしまうこともあります。

下記のような症状が併わせて出ている場合は関節リウマチによる股関節の痛みかもしれません

・股関節を含む複数の関節の痛み

・関節の腫れ

・関節の熱感

・朝のこわばり

・全身倦怠感

この様なご症状が出た場合は変形性股関節症ではない可能性があります!

7,まとめ

初期症状5選!テキストが入ります。

1,立ったまま靴下を履けない

2,階段の昇り降りが辛くなってきた

3,あぐらや正座が出来ない

4,足の付け根や股関節、お尻周りに違和感を感じる

5,歩幅が狭くなってきた

*特に歩きはじめなどの初動時痛がある場合は注意が必要です!

そのままにしておくと関節が変形していき、症状が進行してしまいます。これらの症状が2個以上当てはまっている場合はすぐに股関節の専門家に相談するようにしましょう!

今楽しまれている趣味やスポーツ、旅行をこれからもずっと続けていきたいですよね。

まずは「変形性股関節症の初期症状5選!」でご自身の股関節をチェックしてもらい、

変形性股関節症の初期の段階のうちに対策をしていきましょう!