今回はストレートネックによって出てくる症状について姿勢・骨格調整の専門家がお伝えします!
1、ストレートネックとは?
2、ストレートネックが引き起こす様々な症状
3,【衝撃】ストレートネックが悪化した場合
4、あなたの首もチェックしてみよう!
5、【注意!】ストレートネックの原因3選!
6、【簡単!】セルフケア2選!
7、まとめ
1、ストレートネックとは?
「ストレートネック」とは本来あるはずの首のカーブがなくなってしまい、真っ直ぐになってしまっている姿勢不良のことを言います。(左の写真)
本来の首の骨格は緩やかに前方へカーブをとっています。(の写真)
2、ストレートネックが引き起こす様な症状
人間の頭の重さは平均して5Kg程あります。(ボーリング玉1個分)
この重さを支えるために首の骨は前方へカーブし、バネのようにしなることで重さを分散させる役割があります。
ストレートネックは首が真っ直ぐな骨格になっており、「バネのようなしなり」がないことから頭の重さをダイレクトに受けます。
よって首肩周りに過剰な負担を与えてしまいます。
ストレートネックが続くといくつかの症状が出てくるのでチェックしてみましょう!
・首や肩の痛み、コリ
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・呼吸が浅くなる
・不眠
・眼精疲労
首肩周りには筋肉や骨だけでなく、自律神経と呼ばれる神経が集まっています。
ストレートネックによる負担が自律神経にストレスを与えると、耳鳴り、めまいどの自律神経症状も出てきてしまいます。
3,ストレートネック悪化した場合
さらにストレートネックが進行した場合を解説していきます。
・首肩、背中、指先にまで痺れが出てくる。
・握力低下
・手がむくむ
これらは「頚椎椎間板ヘルニア」・「頸肩腕症候群」と呼ばれ、
ここまで症状が進行してしまうと、
・洗濯物かごなど重いものが痛みと痺れで持てなくなってしまう
・朝起きるとき痺れと激痛で動けなくなってしまう
・握力の低下により、ものがつかめなくなってしまう
このように日常生活に支障をきたしてしまいます。
4、あなたの首もチェックしてみよう!
1、体をリラックスさせ、壁に踵とお尻、背中、肩をぴったりとくっつける。
2、この時に頭の後ろが壁から離れているか、くっついているかを確認
頭の後ろが壁から離れているとあなたの首はストレートネックの可能性が高いかもしれません!
5、【注意!】ストレートネックの原因3選!
○スマホやパソコンの使いすぎ
デスクワークなどの座ったままの姿勢や、最近の私たちの生活に欠かせないパソコンやスマートフォンを見続ける姿勢が続くと、腰や背中が丸まり、自然と首が前方に移動、頭を前に突き出した姿勢になります。
この習慣を長い期間続けていると関節や筋肉がその状態のままで固まっていき、ストレートネックとなってしまう原因となります。
○反り腰
反り腰とは立っている時に腰、お腹が前に出ている状態です。
お腹、腰が前に出てくると相対的に背中や首が後ろに倒れるような状態になります。
こららが継続されるとバランスを崩し後ろに倒れてしまうため、体は首を前に出す(ストレートネック)ことで自然とバランスをとっています。
このように体がバランスを取ろうとしてストレートネックになってしまうケースもあります。
○高すぎる枕で寝る
睡眠時に高すぎる枕を使っていると、寝る際に顔が前に出るような体勢になります
一晩中首の骨のカーブが失われた体勢になることから、関節や筋肉に癖がついてしまい、ストレートネックになる可能性を高めてしまいます。
6、【簡単!】ストレートネックを改善させるセルフケア2選!
1、座り姿勢
猫背を気をつけることでストレートネックを改善!
1、椅子の座面と背もたれにお尻と背中をピッタリとつける。
2、ピタッとくっついた腰と背もたれの間に丸めたバスタオルを挟み込む。
3、綺麗な姿勢を覚えたらバスタオルを抜いて姿勢を維持する。
自然と姿勢が良くなり、首がまっすぐになってきます。
綺麗な姿勢を忘れそうになったらこれを繰り返してみましょう!
2、首のストレッチ
ストレートネックは首が前に出ている状態にあるため、首の前側の筋肉が縮んで緊張しやすくなります。
そこでこの首前の筋肉をストレッチし、首を元の状態に戻していきましょう!
①首を右側に振り向く。
②首を下に下げながら左の鎖骨に両指を当てて下に下げる。
③深呼吸をしながら20秒程伸ばして保持する。
これを左右両方やる。
7、まとめ
・首や肩のコリ
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・呼吸が浅くなる
・不眠
・眼精疲労
ストレートネックは、スマホやPC作業が多い現代人にとって身近な問題です。
ストレートネックが原因で痛みやコリだけでなく、自律神経の不調を含めた様々な症状を引き起こします。
これらのストレートネックによる症状が出てくる前に自分の首は大丈夫なのか姿勢骨格の専門家に相談しましょう!
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